STEAM IN CHINA Gallery2 集通線　（集通鉄路）

　内蒙古自治区を東西に結ぶ全長約1000kmの集通鉄路が開通したのが1995年で、全国各地から集められた100両を超える前進型が第二の人生を歩み始め、ファンにとってはその雄大なロケーションと相まって、かつての蘭新線・天祝や包蘭線・中衛を彷彿させる撮影地の登場に世界の蒸気ファンが狂喜乱舞し、以後中国における人気ナンバーワンの撮影地となった。
　当路線は地方鉄路として非常に規模が大きく、いくつかのセクションに分け前進型も運用されていたが、やがてDL化の波が集通鉄路にも押し寄せ、西の集寧側、東の通遼側からDLが侵略し、名撮影地である中間地点の経棚峠も墜落、最後までDLの侵入を許さず残ったのは、大板機務段を有し平坦な路線であった査布嗄～大板区間であった。
　なお、前進型の現役当時は見かけなかった本国の鉄道ファンも「火車迷」として今は精力的に活動するようになり、それらファンのリスエストや集客目的で今も経棚峠や錫林浩特市の新線等で前進型による観光運転を行っている。

Gallery２ STEAM IN CHINA Digital remastering
内蒙古自治区　集通鉄路 Neimengguzizhiqu Jitong Line（Local Railway)

内蒙古自治区を東西に結ぶ全長約1000kmの集通鉄路が開通したのが1995年で、全国各地から集められた100両を超える前進型が第二の人生を歩み始め、ファンにとってはその雄大なロケーションと相まって、かつての蘭新線・天祝や包蘭線・中衛を彷彿させる撮影地の登場に世界の蒸気ファンが狂喜乱舞し、以後中国における人気ナンバーワンの撮影地となった。　当路線は地方鉄路として非常に規模が大きく、いくつかのセクションに分け前進型も運用されていたが、やがてDL化の波が集通鉄路にも押し寄せ、西の集寧側、東の通遼側からDLが侵略し、名撮影地である中間地点の経棚峠も墜落、最後までDLの侵入を許さず残ったのは、大板機務段を有し平坦な路線であった査布嗄～大板区間であった。　なお、前進型の現役当時は見かけなかった本国の鉄道ファンも「火車迷」として今は精力的に活動するようになり、それらファンのリスエストや集客目的で今も経棚峠や錫林浩特市の新線等で前進型による観光運転を行っている。
査布嗄～大板（東エリア）　篇	大板～好魯庫（西エリア）　篇
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