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遼寧省　蘇家屯　篇 Liaoning Province Sujiatun

瀋陽の南郊にあった蘇家屯機務段は、最盛期には蒸気が100両以上も在籍する巨大蒸気機関区で、対外開放初期の頃から外国人蒸気愛好家たちのグループを正式に受け入れていた中国で一番有名だった機関区である。 　しかし、蒸気たちもその数を減らし、1990年代後半には地方や産業鉄道用の蒸気機関車を修理するだけの電気機関車機関区に変わってしまったが、早くから蒸気愛好家に理解があった機関区なので、貴重な機関車を集め瀋陽鉄路蒸汽機車陳列館を機関区内敷地に併設していた。 　私が訪問したのは蒸気機関区として終焉が近い1993年12月末であったが、面白いことに瀋陽鉄路蒸汽機車陳列館の入館券を買ったら蘇家屯機務段や修理工場の方も自由に撮影が可能で、貴重な入換用の工建型を探しながら日没が近い機関区で撮影を楽しんだ。 　なお、工建型最後の現役機が写真でも紹介しているGJ1018なのか重慶鋼鉄公司にいた工建型なのか不明であるが、この工建型は新たな屋内展示場である瀋陽鉄道陳列館オープン時に保存された。

Dec.1993　蘇家屯機務段　QJ2184　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　蘇家屯機務段　QJ1921　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　蘇家屯機務段　前進型の若い乗務員　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　蘇家屯機務段　建設型　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　蘇家屯機関車修理工場　GJ1018とJS6251　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　　夕日に輝くGJ1018のプレート　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　蘇家屯機関車修理工場　Cタンク機のGJ1018　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　蘇家屯機関車修理工場　特徴的な工建型の後ろ姿　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　蘇家屯機務段　JS5700とJSの並び　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　蘇家屯機務段　瀋陽の地名にもなった美しい夕日　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　蘇家屯機務段　大晦日の夕日と佇む前進たち　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　瀋陽鉄路蒸汽機車陳列館　満鉄パシナSL7-751　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

Dec.1993　蘇家屯機務段で見つけたSL13-902（未保存機）　PENTAX67+SMC90mm/F2.8 T-MAX400

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