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河南省　湯濮鉄路　濮陽　篇 Henan Province Tangpu Local Railway Puyang

河南省の中堅都市・安陽の南80kmの位置にある湯陰（駅は町南）から東の濮陽に至る地方鉄路が湯濮鉄路である。 　元々この路線は1988年までナローゲージ（地元民の話）で蒸気により運行されていたようだが、濮陽を経由して山東省方面との物流を活発化させる目的で標準軌に改軌され大型の前進型が投入されたようだ。しかし、実際に発展したのは濮陽とその東側、西側の湯陰方面は完全に取り残されたような状況となっていた。 　私が訪問した2002年5月の時点で、稼働している前進型は2台、機務段に3台の休車体と東風4Dを1台確認した。機務段で前進型の整備を行っていた機関士にこの路線のことを聞いたら、定期列車は混合列車の1往復のみで、貨物がある場合は大半が夜間に運転されるが、荷が多い時は混合列車の続行か前走りで走ることもあり、前進型もDL化される予定があると教えていただいた。 　混合列車の所要時間は2時間半とのことだったので、終点まで調査してみようと夕方の混合列車を湯陰郊外で撮影してから濮陽までセン氏の運転で行くことにした。ところがこれが酷い道で、暗いし途中の村も非常にヤバそうな雰囲気の所で、この分だと濮陽に行っても外国人が宿泊できるホテルがないかもと心配しながら悪路と闘っていたら、真っ暗の原野の彼方がオレンジ色に染まって来て、やがて想像を絶する大きな町が出現した。そこが終点の濮陽で、ホテルも立派で湯陰とは比べものにならないぐらい綺麗で大きな町だった。どうらや玄関は東側で我々は裏口の西側から来たのだと直ぐに悟った。 　現在Googleで見ると、濮陽鉄路は鉄路局の湯陰駅から分岐するようになっており、かつての機務段や専用の始発駅も綺麗に撤去されているが、複線電化？されているのか、ようやく本来の物流が行われるようになったようだ。

May.2002　湯濮鉄路　湯陰機務段　QJ2812ブローオフ　CanonEOS-1NHS+EF50mm/F1.4 ACROS

May.2002　湯濮鉄路　湯陰機務段　QJ2812　CanonEOS-1NHS+EF50mm/F1.4 ACROS

May.2002　湯濮鉄路　湯陰郊外　QJ2297混合列車　CanonEOS-1NHS+EF50mm/F1.4 ACROS

May.2002　湯濮鉄路　五陵付近　QJ2297混合列車　CanonEOS-1NHS+EF50mm/F1.4 ACROS

May.2002　湯濮鉄路　五陵付近　QJ2297混合列車　CanonEOS-5+EF50mm/F1.4 PRESTO400

May.2002　湯濮鉄路　五陵付近　QJ2297混合列車　CanonEOS-5+EF50mm/F1.4 PRESTO400

May.2002　湯濮鉄路　湯陰郊外　QJ2297混合列車　CanonEOS-5+EF70-200mm/F2.8L PRESTO400

May.2002　湯濮鉄路　湯陰郊外　QJ2297混合列車　CanonEOS-5+EF70-200mm/F2.8L PRESTO400

May.2002　湯濮鉄路　湯陰郊外　QJ2297混合列車　CanonEOS-5+EF70-200mm/F2.8L PRESTO400

May.2002　湯濮鉄路　湯陰機務段　QJ2297ターンテーブル　CanonEOS-5+EF28mm/F1.8 PRESTO400

May.2002　湯濮鉄路　湯陰機務段　QJ2297ターンテーブル　CanonEOS-5+EF28mm/F1.8 PRESTO400

May.2002　湯濮鉄路　湯陰機務段　QJ2297ターンテーブル　CanonEOS-5+EF28mm/F1.8 PRESTO400

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