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寧夏回族自治区 包蘭線 中衛
Ningxiahuizuzizhiqu Baolan Line Zhongwei


 
砂漠に広がる4段Ω、撮影中に続行列車の煙が見えてくる伝説の名撮影地、それが寧夏回族自治区にある包蘭線の中衛だ。
 中衛は通称名で、撮影地は中衛から蘭州側へ2つ目駅である沙坡頭〜孟家湾〜長流水〜紅衛で、砂漠を背に4段Ωが前進の行く手を阻んでいる。特に第2Ωと第4Ωは難所中の難所で、前進型重連の長大貨物は空転を繰り返し登ってきた。
 撮影地へは早朝に中衛のホテルから古いランクルで出撃するが、訪問した1992年当時は未舗装の悪路で、毎朝必ず沙坡頭付近の線路と並走する区間で前進型重連の貨物とデットヒートし、追い抜いてから撮影へ行くのが常であった。
 中衛はその後93年に複線化されDF4型も導入されたが、1995年初期には完全電化により名撮影地から煙が消えた。

沙坡頭〜孟家湾 篇 孟家湾〜長流水 篇 長流水〜紅衛 篇

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