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内蒙古自治区　准東鉄路　准格爾 Neimengguzizhiqu Zhundong Line(Local Railway) Zhungeer
大同と准格爾を結ぶ大准線は当初から電化され、ドイツ人レポーターの情報でも蒸気の姿は無いと報告されていた路線であるが、その大准線の終点からさらに奥へ入った場所にある周家湾ヤードから新線となる准東鉄路が2000年12月に開通していた。 　しかし、21世紀を迎えた無煙化地帯の新線に誰も興味を示さなかったのか、02年9月に前進型重連による運行情報を幣HPより発信したところ、その情報は直ぐにQJ-Country等欧米サイトにも紹介され、集通鉄路以来の大発見として一気に情報が世界に広まった。 　准東鉄路はその名のとおり准格爾と東勝を結ぶ路線であるが、前進型が活躍していた当時は西営子（烏素溝）までの72km区間での営業で、周家湾を起点に海子塔、福興城、沙垉塔（「垉」は類似文字、「土＋乞」が正解）、西営子の各駅があり、石炭列車を前進型が重連で牽引していた。 　新たな前進型重連が走る新線発見に喜んだのも束の間、紹介から1年後の03年9月から電化工事が一気に始まり、2年後の04年9月には電化工事もほぼ終了し、05年4月に前進型は電気機関車にバトンを渡し役目を終えた。 　撮影チャンスはわずかであったが、当路線は全区間が撮影ポイントと言っても過言ではない素晴らしいロケーションで、私にとっては中国撮影地の中でも包神鉄路と首位争いを演じる思い出深い名撮影地であったと思う。その結果、03年2月、8月、11月、04年1月、9月と短期間に5回も訪問することになってしまった。
周家湾　篇	海子塔　篇	福興城　篇	沙垉塔　篇
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