関西本線　DD51 DF200

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Gallery３　VOL-25　Digital remastering

ＤＤ５１最後の時を駆ける　四日市　篇

　フィルムのデジタル化もいよいよ国内撮影35mm判へ着手しました。量が多く、35mm判は１本で36コマもあるので作業は大変！モードラで連写したネガならベストコマを選べは一本当たりのデジタル数は少ないが、近年のライカや中学生の頃まで撮影したネガは手巻きで1コマ1コマ大事に撮影しているので、一本当たりのデジタル数も多く作業は困難を極めると予想しています。
　さて、国内撮影の35mm版も新たらしい撮影分からデジタル化していきますが、丁度2016年12月～2018年3月にかけ撮影した四日市のDD51やDF200のデジタル化が終了したので、まだアップしていない2018年1月～3月撮影分についてデジタルリマスター版でお届けします。
　さすがにこの頃になると、いつDF200が正式に運用に就くのか（2017年3月のダイヤ改正でDF200の運用が決まっていたがDD51がその後も代走してした）不安でしたが、ついに2018年1月21日の6287レにて塩浜までの入線試験に入り、月末にはDD51重連で代走していた5263レがDF200の運用に代わってしまった。残るDD51の重連は8271レと8079レの2本となり、次の3月ダイヤ改正ではDD51重連の消滅だけでなく、コンテナも危ないとの噂が広まり、特に改正前の2月～3月上旬の四日市はお祭り騒ぎになっていました。特に2月には珍しい旋回窓重連の8271レが土曜日に走るとあって有名撮影地の海蔵川は大混乱していました。
　さて、2018年3月のダイヤ改正後の状況ですが、ファンに人気のあった朝のDD51重連タンカーの5263レと8271レはDF200単機牽引へ、土曜日もフルコンで大好きだった昼の2089レまでDF200化、さらに午後のタンカー8079レはDF200の運用こそ免れましたがDD51の単機牽引となり、その後も8075レが6月頃までDD51重連の代走で走っていましたが、実質的に3月のダイヤ改正で関西本線のDD51重連は消滅してしまった。しかし、DD51はセメント便や一部のコンテナ、タンカー列車に残り、この文章を書いている2018年12月現在でもDF200に負けじと頑張っています。
　ここからはお勧めの撮影列車ですが、やはりDD51のタンカーはカッコいいと思います。もう重連は撮影できませんが、夜間に四日市まで走行し、四日市駅を朝の7時21分に発車し塩浜へ7時30分に到着する臨時便の6287レが一番のお勧めです。冬至の頃はやや厳しいですが、オレンジ色の冬の朝日を浴びて塩浜ヤードにやってくる同列車は最高ですよ！最近はデジタルのカラーで狙って撮影しています。あと、セメントとコンテナもありますので、今の四日市ならDF200、DD51、入換のDE10と３形式撮影が可能で、太平洋セメントや昭和四日市石油のスイッチャ―を含めると一日中忙しい撮影が楽しめます。今後は稲沢にいるDD200の状況が気がかりです・・・
　最後に今時モノクロフィルムで撮影している人ほとんどいないと思いますが、近年使っているILFORD社のDELTA400は難しいフィルムです。粒子はかなり粗いのですが、写真にすると粒子が独特のトーンを生み出し、アクロスのような微粒子で高コントラストの写真にはデジタル化してもならない。＋1段オーバーで撮るか現像を1分延長するぐらいやや濃いめのネガに仕上げると最高で、特に白飛びしないのでデジタル化でも銀塩の味が良く出ます。

【参考１】最近のDD51・DF200デジタル撮影分はこちら↓をどうぞ！
Special Version DD511192亀山配給・関西本線DF200・DD51ほか　篇

【参考２】首都圏で撮影した貨物列車の近況はこちら↓をどうぞ！
Special Version 高島線のEH200を撮るほか　篇

　